コンピ指数

競馬一般

調査したわけではないので、あくまで私の憶測に過ぎないのですが、
おそらくコンピ指数“商業的に”もっとも成功した
競馬予想用の指数ではないかと私は考えています。

あえて『商業的』と強調したのは、成績的には疑問が残るからです。
別に「コンピ指数で予想しても勝てない」と言っているわけではありません。
ただ、コンピ指数に関する必勝本が多く出版される(された)ということは、
過去に出版された必勝本が必ずしも“必勝”ではなかったため、
あの手この手と手口を巧妙に変えて、それらしい必勝本の類が
幾度となく繰り返し出版されている(いた)のではないかと想像しています。
と言うことは、ひょっとして「使えない指数なのか?」という疑問が湧きます。

「いや、それは違う」といった意見があるかもしれません。
考え方によっては、使える指数だからこそ多くの必勝本が出版され、
多くの人がその必勝法を用いたため、特定のオッズが極端に下がってしまい、
必勝法として役に立たなくなったから新しい必勝法が編み出された。
そして、その新しい必勝法が・・・そのまた新しい・・・以下ループ(笑)
本当のところ、何故あのように多くの必勝本が出版されたのか疑問です。

詳しいことは公式に発表されていないので分からないのですが、
「コンピ指数は専門紙などの予想の印を点数化した指数である」といった噂があります。
だとすると、コンピ指数は競走馬の能力を指数化したのではなく、
予想家の評価を指数化しただけの“人気指数に近い性質”である可能性があります。
いずれにせよ馬券で勝てさえすれば良いのですが、
果たしてコンピ指数を使って長期的に勝っている予想家はいるのでしょうか?
実際の有用性が気になるのですが、こればっかりは調べようがありません。

コンピ指数が商業的に大きな成功を収めた最大の理由は、
その“とっつきやすさ”ではないかと私は想像しています。
まず『小数点以下のない数値』なので非常にシンプルである点。
しかも、同じ数値がないので『必ず順位分けされている』点も。
そして『最小40~最大90』と少し半端な範囲の数字を用いている点が、
どことなく神秘的で「ムムム・・・、この指数ただ者ではない」と
“使える感”を醸し出すのに一役買っているのかもしれないと考えています。
順位を明確に分けることで「○○の時は指数○位~○位を狙え!」など、
予想の仕方としてターゲットレンジを明確に指示できる点は
初心者でも非常に分かりやすく、とっつきやすいと思います。
多くの人が利用することで相乗効果が生まれ、
新しい活用法がドンドンと考え出された可能性もあります。
いずれにしても多くの支持を集める指数であることは間違いありません。

私自身、数ヶ月間使っていたことがありました。
しかし私には合いませんでした。
その理由は、なんとなく“オカルト臭”を感じたからです。
昭和の時代に流行ったサインや出目はアナログ的なゲームといったものでした。
時代が平成に移り、枠連から馬連に変わったことでサインも出目も廃れたので、
代わってコンピ指数がデジタル的なゲーム感覚で楽しめる手軽な予想ツールとして、
オカルト予想ファンを含め、多くの人から絶大な支持を得たのだと考えています。
つまり、競馬についての知識や特段優れた予想スキルを持ち合わせていなくても、
数字ゲームとして「コンピ指数の数値と馬券に絡む馬番との因果関係さえ見つけ出せれば、
競馬で大儲けできるかもしれない」という期待を利用者に抱かせた
ことが、
コンピ指数が商業的に成功を収めた理由の一つであると私は考えています。
そういう意味ではコンピ指数は競馬ファンを増やした功労者的存在とも言えるので、
発明した人物は競馬業界にとって、正に功労者だと言えるのかもしれません。

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